四季の野鳥と植物をめぐる随筆集である。
母の友に連載されていたものだそうだ。
まず梨木さんの野鳥と植物に関する話が載っていて、
ユカワアツコさんという方が
引き出しの中に野鳥の絵を描かれたものを、
写真家の長島有里枝さんという方が、
家のどこかに立てかけて写真を撮っているという
少し変わった体裁の本だ。
帯には
「これは新しい形のバードウォッチングではないかと思った。
アウトドアとは無関係の、ごく個人的な内界を覗き込むー」
とある。
ちなみに筆頭に出てくるのはツグミだ。
やっぱりぐずぐず北へ帰らないこと、
梨木さんも指摘していたので、
思わずクスリと笑ってしまった。
↓この記事に記載分より