先日、鴨川沿いにある花壇に3月になってから水仙がやっと咲き出しました。
その水仙を見ていたら、宮沢賢治の「水仙月の四日」を思い出し、やっぱり手元におきたいと思って、黒井健さんの絵のミキハウス版をお取り寄せしました。
黒井健さん版の「水仙月の四日」、もう絵が素晴らしいの一言。
この絵が「水仙月」をより美しく幻想的な物語にしています。
水仙月の四日 宮沢賢治/作 黒井健/絵 ミキハウス(三起商行株式会社)1999
ミキハウスからは宮沢賢治の絵本がシリーズでたくさん出ています。
中には読んだことのない話もあって、それを手に取るのもいいなとあらためて思いました。(「毒もみの好きな所長さん」とか、知らないんだけど💦 でも、面白そう。あと、出久根育さん・絵の「ひのきとひなげし」とかも。^-^)
ほんとはもっと刊行されていたみたいですが、残ったのがこのサイトに載っているものなのでしょうかね?(降矢ななさん・絵の「グスコーブドリの伝記」とか読みたかったけど。あ、もしかして、これはこれから出る予定?)
今年は3月に入ってからのほうが寒いです。
今日もさきほどから雪が降り出しました。
宮沢賢治の言う水仙月は私の中ではなんとなく1月というイメージですが、今年はなんだかこの3月が水仙月のような気持ちになります。水仙も咲いていたしね、^-^;
三月の水仙