冬の本

ゆきのうえ ゆきのした

昔、スキーをしていた頃、リフトに乗っていたら、下の雪面に何かの動物の足跡がてんてんと付いているのを見たことがあります。雪の山で生活している動物がいるのだなと感じたひとコマでした。 この本ではスキーをはいたお父さんと女の子が森にでかけ、ゆきの…

まゆとおに ーやまんばのむすめ まゆのおはなしー

明日が節分なので、やっぱり鬼の話をひとつ。 これは「やまんばのむすめ まゆのおはなし」の1冊です。 我が家にあるのはこどものとも517号(1999年4月1日発行)のペーパーバックですが、このお話はハードカバーになっています。 ある日、まゆは雑木林の…

ふゆとみずのまほう こおり

まるでくらげのような氷の表紙に惹かれて手に取りました。 このくらげのような氷の正体は、中を見ていくとわかるのですが、 とりあえず、自然が作る氷の造形はおどろくものばかりです。 ふゆとみずのまほう こおり (ふしぎいっぱい写真絵本) ポプラ社 Amazon…

キツネのはじめてのふゆ

やさしい顔つきのキツネの絵に惹かれて、図書館で借りました。 まだ若いキツネのお話です。 ひとひらの雪がふってきて、キツネは冬が来ることを知ります。 そして「ぼくは、なにかしなくていいのかな?」と考えます。 それに対して、いろんな生き物がキツネ…

わにわにとおおゆき

このところ、必ず福音館書店の月刊誌は、毎月丸善でチェックしています。そして気に入った本があれば購入することにしています。 今回は、懐かしいわにわにが2月号の「こどものとも年少版」になっていたので、「わにわにとおおゆき」を購入しました。 わに…

雪の結晶(おまけその2の話に少し追記あり)

先日、スマホでスマートニュースを読んでいたら、巨大な雪の結晶の記事がありました。それで、その写真を撮った人をみたら、ケン・リブレクト氏となっています。 ん?どこかでみた名前だ…と本棚を探したら、「SNOW FLAKE(スノーフレーク)」(山と渓谷社)…

いぬのにっちゃん あきとふゆ

色鉛筆で描かれた季節の絵本です。 もくじを見ると、 ゆうぐれ おつきみ どんぐり しゅうかく あきのいろ たきび かれの クリスマス とうみん ゆき ふゆのとり はるをみつける とあって、秋から冬、そして早春の風景の中を、いぬのにっちゃんとねずみくんが…

しもばしら

昨日、朝の散歩で霜柱をみつけました。 そこで懐かしいかがくのとも「しもばしら」を取り出して見ています。 霜柱というのは、地面近くの水が冷たい空気に触れて、小さな氷の粒になるところからはじまるそうです。 それが、どんどん地面から上に向かって(氷…

雪の季節の絵本たち ー絵本の小径からー

ふと空気の中に、今からやってくるよ・・・という気配がした。 窓のそとを見ると、ちらほらと雪が舞い降りてきた。 窓を開けると、つんとした冷たい空気、そしてほぉ~っと白い息。 部屋の中では、ほんのり甘いココアの匂い。 この記事は昔作った「風のなか…

トムテ

リンドグレーンやベスコフなど、スウェーデンのクリスマスの絵本を読んでいると、時々「トムテ」が登場します。 トムテって赤い帽子をかぶった小人さんなんですけれど、では、どんな存在なんだろう?と思ってググってみました。 ja.wikipedia.org Wikipedia…

「しも」(ちいさなかがくのとも2024年1月号)と霜の写真(2024.1.24追記)

今日、丸善に行ったらちいさなかがくのともの1月号が出ていて、 表紙の絵に惹かれて手に取りました。 1月号のテーマは「しも」、つまり「霜」です。 しも (ちいさなかがくのとも2024年1月号) 作者:澤口 たまみ 福音館書店 Amazon 付録についている小冊子によ…

ふゆにさがそういいものいくつ?(ちいさなかがくのとも2023年12月号)

たくさんのふしぎのバックナンバーが欲しくて、久しぶりに丸善に行きました。 絵本コーナーに行くと、色々と見知った絵本もたくさん。 やっぱり丸善はいいなぁ、ちゃんと色々な絵本を取り揃えてある。^-^ (なんだかほっとする、この空間♪ なぜ近くのショッ…