桜がやっと咲きだしました。
今年の桜は早いと言われていたのに、ふたをあけてみれば例年より遅い開花です。
この「春の主役 桜」という本は桜の木のことがわかる一冊です。
ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの雑種だそうです。
そしてクローンだというのは有名な話、だからソメイヨシノは一斉に咲くのだと言われています。
さて、桜が「休眠」から目覚めるには寒さが必要になります。
今年は二月が暖かくて、三月が寒かったですね。
ほんの2週間前でもダウンコートが必要なぐらいに寒かったのです。
おかげで桜も調子がくるったのかもしれませんね。
そして面白いことに賀茂川の上流の桜は開花しているのに、出町柳付近はまだあまり咲いていないという変な状態です。
これも北のほうが寒さから暖かくなって休眠がやぶられ、南のほうは朝の寒さがたりないせいで遅れているのかしら?と思ったのでした。
この本の挿絵は早川司寿乃さんという方なのですが、日本画のような優しいタッチの絵が素敵です。
そして、天狗と犬がちょこちょこっと出てくるのが可愛らしいです。^-^
この本を手に取っていたら、久しぶりにマジョモリも読みたくなりました。
本日の桜