海外の絵本
韓国の作家による絵本。 この絵本の作家、キム・サングンは絵本の巻末に 「言葉にしなくても 相手のことを 理解しようとする 大切な 気持ちを 描こうと しました。 世の中の すべての<ひとり>が 集まって、思う存分 遊んで その力で ぐっすり寝られること…
ファミマ限定のスイミー✖️チロルチョコがあるのを知って、ちかくのファミマに行ってきました。 スイミー ちいさな かしこい さかなの はなし レオ・レオニ/作 谷川俊太郎/訳 好学社 1969 チロルスイミーは全部で10種類。 絵柄をストーリー順に並べてみま…
ソハ・リムさんというアムステルダム在住の韓国の方が描いた絵本。「おてんきのあじ」ってなんだろう?と気になって、図書館でリクエストしていたのがやっと順番が回ってきました。 表紙のうさぎのミロとソナタはつい最近、引っ越してきたばかり。 ソナタは…
大丸京都店で開催されているブルーナ絵本展にいってきました。 ブルーナさん、実にたくさんの絵本を手掛けられていたのですねぇ。 いわゆるブルーナカラーというのがあって、赤、青、白、緑、黄色が彼の絵本のカラーです。のちにぞうを描くための灰色と、く…
リチャード・ジョーンズの描いた絵本を追っての第4弾は「ヨシ」という日本の名前をもつアカウミガメの話です。 この話の前半(ヨシが保護されるまで)は、たぶんこうであっただろうというフィクションですが、後半の話は実際にあったお話です。 前に「月の…
猫の絵本特集の記事を書く時に、過去のえほんmemoを読んでいたら、詳細は書いてなかったんだけれど「風車小屋ねこカッチェ」を図書館から借りてきたという記述がありました。はて?20年前に借りた記憶、まったく残ってないんだけれど、^-^; でも絵はニコラ…
「猫の絵本」特集で、プロベンセン夫妻の「いろいろこねこ」という絵本をご紹介いたしましたが、この「いろってなあに?」も、このお二人が描いた色の絵本です。 (ずいぶんと筆のタッチが違います。初期はこのようなタッチで描かれていたのでしょうかね?)…
先日、Instagramでフォローしている方が「ふくろうくん」を取り上げていたので、その流れで私も久しぶりに本棚から取り出してみました。 この本が我が家に来た経緯はわすれたのですが、たぶんどこかのブッククラブで来たのだと思います。(←自分で手に取って…
やっぱりネコの絵本がすきなの♪ この記事は昔作った「風のなかー絵本の小径ー」というタイトルのHPに載せていたものです。生協のインターネット事業からの撤退に伴い、こちらに記事を移すことにいたしました。まだムスメが幼稚園生だった頃、その当時に読ん…
私の中で2月のテーマになっている「猫の絵本」、今回はピーターラビットの絵本シリーズからです。(1冊は猫とは関係のない本も混じってますが…^-^;) 先日、過去に書いていた「えほんmemo」を読んでいたら、幼稚園の頃のムスメに「こねこのトムのおはなし」…
今月、私の中でテーマにしている猫とチョコレートの絵本です。 その名も「チョコレート屋のねこ」。まさにぴったりな絵本、^-^ 山と海に挟まれた小さな村に、小さなチョコレート屋がありました。チョコレート屋のおじいさんは猫と暮らしていました。村はこれ…
2月は猫の本が読みたくなります。 そんなわけで、長らく本棚に仕舞い込んでいたル・カインの「キャッツ」と「魔術師キャッツ」を棚から取り出してきました。 この2冊はT.S. エリオットが書いた猫の詩にル・カインが絵を描いた絵本です。 そう、この絵本はミ…
「キツネのはじめてのふゆ」「山はしっている」に続いて、リチャード・ジョーンズの絵本を追って、この本を借りました。 ガラスのなかのくじらのウェンズデーはガラスのなか、つまり水槽にすんでいて、この中しか知りません。 でも、ある日、遠くの遠くに、…
"あるところに、ふるさとでくらせなくなった男の子がいました。 生きていけるところを、あらたにさがさなくてはなりません。 男の子のカバンのなかには、1さつの本と、1本のビンと、 1まいのもうふが、はいっていました。 それに男の子はティーカップもひ…
先日借りた「キツネのはじめてのふゆ」を描いたイラストレーター、リチャード・ジョーンズ氏の絵本をもう1冊借りてきました。 山はしっている 作者:リビー・ウォルデン 鈴木出版 Amazon 山はしっている リビー・ウォルデン/作 リチャード・ジョーンズ/絵 …
土の中から、ほらっ、つんと小さな芽が出てきた。 風のなかにも、ふと優しい空気・・・ そぉっと、そぉっと、春は近づいてくる。 この記事は昔作った「風のなかー絵本の小径ー」というタイトルのHPに載せていたものです。生協のインターネット事業からの撤退…
2月になると、チョコレートと猫のお話が読みたくなります。^-^ で、そのふたつを兼ね合わせた本がこの「こねこのチョコレート」です。 この本の日本語版が出たのは、2004年ですが、もともとのお話が書かれたのは1964年なので、古き良き時代のイギリスという…
昔、スキーをしていた頃、リフトに乗っていたら、下の雪面に何かの動物の足跡がてんてんと付いているのを見たことがあります。雪の山で生活している動物がいるのだなと感じたひとコマでした。 この本ではスキーをはいたお父さんと女の子が森にでかけ、ゆきの…
やさしい顔つきのキツネの絵に惹かれて、図書館で借りました。 まだ若いキツネのお話です。 ひとひらの雪がふってきて、キツネは冬が来ることを知ります。 そして「ぼくは、なにかしなくていいのかな?」と考えます。 それに対して、いろんな生き物がキツネ…
レイチェル・カーソンの伝記絵本が出ているのに気がついたので、図書館から借りてきました。 私にとってレイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」な人というイメージです。 子どもを育てていた時、ふとした時に季節を感じたり、不思議を感じたり、…
表紙の真ん中にでーんといるシロナガスクジラに金色の羅針盤が重なる印象的な絵に惹かれて手に取りました。 フィンは海のそばでくらしていました。 おじいさんから「ずうっと ずうっと とおくにな、海とそらがであうばしょが あるんだよ」と聞いていました。…
最近、ピーターラビット関連のものをたくさん手にとっています、^-^; 図書館から「ピーターラビットのふるさとをまもりたい」という絵本を借りました。 この本はビアトリクス・ポターについて描かれた絵本です。 ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビ…
アメリカの小説家であり詩人であるエリザベス・コーツワースの詩に、藤田嗣治が12枚の猫の絵を描いた本です。 藤田嗣治の猫の絵、ほんと繊細で今にも動きそうです。 そして、深い青のカバーも素敵。 (だけど表紙が繊細すぎて、手に取るのに緊張してしまいま…
ひとつ前の記事にあげた「あおのじかん」の作者、イザベル・シムレールの絵本をもう1冊。 今回はまもなく夜が訪れる誰もいなくなった博物館が舞台です。 化石や貝がらのおかれた部屋では何ひとつぴくりとも動きません。 (でもワニや三葉虫の化石はいまにも…
表紙がとても印象的な絵本です。 あおのじかんにたたずむあおい鷺。 おひさまが しずみ よるが やってくるまでの ひととき あたりは あおい いろにそまる ーそれが あおの じかん そう、あおのじかんとはお日様が沈んで、夜になるまでの あの時間のこと。 最…
ふと空気の中に、今からやってくるよ・・・という気配がした。 窓のそとを見ると、ちらほらと雪が舞い降りてきた。 窓を開けると、つんとした冷たい空気、そしてほぉ~っと白い息。 部屋の中では、ほんのり甘いココアの匂い。 この記事は昔作った「風のなか…
図書館から借りた本です。 クリスマスまで1日1章ずつ、24日と1/2日楽しめる、アドベントカレンダー風の物語になっています。 ほんとは12月1日から楽しめればよかったのですが、なんせ図書館にリクエストをかけて、私の手元にきたのが昨日(22日)なので、1日…
先日図書館から借りた絵本「よるのいえ」(岩波書店)で絵を担当している「ベス・クロムス」の本つながりで「氷の海とアザラシのランプ」を借りました。 この絵本は1913年、カナダの北極探検隊をのせた捕鯨船カールーク号が北極海の海に閉じ込められた乗組員…
リンドグレーンやベスコフなど、スウェーデンのクリスマスの絵本を読んでいると、時々「トムテ」が登場します。 トムテって赤い帽子をかぶった小人さんなんですけれど、では、どんな存在なんだろう?と思ってググってみました。 ja.wikipedia.org Wikipedia…
ビアトリクス・ポターの「ピーターラビットの絵本」シリーズの1冊です。 表紙カバーのそでに、このお話はポターが一番気に入っていたお話で、 実話に基づいて書かれたものだという説明があります。 そこで思い出したのが、 娘が高校生の時にイギリス研修で…