2月になると、チョコレートと猫のお話が読みたくなります。^-^
で、そのふたつを兼ね合わせた本がこの「こねこのチョコレート」です。
この本の日本語版が出たのは、2004年ですが、もともとのお話が書かれたのは1964年なので、古き良き時代のイギリスという感じです。
(ジェニーは百円でチョコをひと箱買ってるしね、笑。)
ジェニーは4歳の女の子、明日3歳のお誕生日をむかえるクリストファーのためにお母さんとプレゼントを買いに出かけます。
そしてジェニーはこねこのチョコレートをプレゼントに買い、それを自分の部屋のたんすの中に隠しました。
でも、そのばん、彼女はこねこのチョコレートが気になって眠れません。
そして「ひとつぐらいたべたって、クリストファーは、気にしないとおもうな」という言いわけをしながら、こっそりチョコレートをしまっているたんすに向かうのでした。
さて、クリストファーのお誕生日の当日、箱のなかみはどうなっていたでしょう?!
小さな子どもならジェニーに共感しつつ、ジェニーったら、いけないなぁって思うのかも。おばあちゃん目線は私は、ジェニー、そのまま寝たら虫歯になっちゃうよと、余計な心配をしました、笑。
本の中のジェニーの家族はみんな暖かい。そして飼い猫のティブルまでいいフォローをしてくれています。^-^
こねこのチョコレート B.K.ウィルソン/作 小林いづみ/訳 大社玲子/絵 こぐま社 2004
ところで絵になんだか懐かしみを感じてたら、「なぞなぞのすきな女の子」や「番ねずみのヤカちゃん」の挿絵の大社玲子さんでした。