ビアトリクス・ポター物語

最近、ちょっとビアトリクス・ポター関連のものをよく読んでいます。

先日、丸善の地下2階で化学同人フェアをしていて、その中にこの本があるのを見つけました。

 

ビアトリクス・ポター物語 ピーターラビットと自然を守った人

キャティ・ウーリー/文 ジニー・スー/絵 中井はるの/訳 河野芳英/監修 化学同人 2023

 

この本は英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館によるアート入門シリーズのひとつとして刊行されたものだそうです。

ポターの生い立ち、ピーターラビットのおはなしの誕生の話、「グロスターの仕たて屋」誕生秘話、女性の仕事としてのさきがけの話や農場や結婚の話、そしてナショナルトラスト運動のことなど、子どもがわかりやすく読めるよう書かれています。

 

「グロスターの仕たて屋」の誕生秘話の中では、実際のモデルとなった市長のチョッキの写真が載っていたので、ちょっと感動しました。

ポターはサウス・ケンジントン博物館(現在のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)に展示されていたこのチョッキをスケッチしたのだそうです。

この写真が見られたのは、この博物館が出している本だったからなのですね。この本を手に取った甲斐がありました。^-^

(他の本では、今のところレプリカのチョッキしか見てません。)

 

グロースターの仕たて屋のチョッキにまつわる話は、こちらに書いています。

kokagenohondana.hateblo.jp