大晦日になったら毎年この絵本を取り出します。
まるいちきゅうのまるいいちにち
ALL IN A DAY 安野光雅/編 童話屋 1986
この絵本は世界8カ国の絵本作家と安野光雅氏が一緒に作った絵本です。
そして、ある年の1月1日 ロンドングリニッジ標準時0時にあわせて、話ははじまります。
それぞれの国のその時間のお正月の様子が描かれています。
アメリカはシカゴ、絵本は「はらぺこあおむし」のエリックカール氏
アメリカのトムくんはそり遊び。
<エリック・カール氏の絵本>
我が家は大きい版とボードブックとありますが、赤ちゃんだったらボードブックのほうが扱いやすいと思います。
お月見の頃、小学生の読み聞かせに必ずもっていった本です。
うちのコも大好きでした。
イギリスは「ゆきだるま」のレイモンド・ブリックス氏
イギリスのジェームスくんは雪遊び。
<レイモンド・ブルックス氏の絵本>
映画にもなってますね。
クリスマスのサンタ特集でもご紹介した絵本。文句いいのサンタさん、笑
ブラジルはジァン・カルビ氏
ブラジルのツェくんはたこ作り、そして海で泳げるよ。
<ジァン・カルビ氏の絵本>
このかたは知らない作家さんだったのですが、↑のような絵本が日本でも出ています。
ジャガーって、ブラジルにいるのね、てっきりアフリカと思っていたら生息地アメリカ大陸でした。
ケニアは レオ&ダイアン・ディロン氏
ケニアのジョモくんは家族と市場へ。
<レオ&ダイアン・ディロン氏の絵本>
この方も知らない作家さんたちでしたが、さがしたらこのような絵本が出てきました
アフリカには26部族いるんですね。
中国は 朱 成梁氏
中国のカエカエくんたち、テレビでみてるのはニルスのふしぎな旅?
<朱 成梁氏の本>
この方も知らなかったのですが、探したらKindle版で児童書が1冊出てきました。
ロシアは ニコライ・エフゲニエヴィチ・ポポフ氏
ロシアのアリョーシャくんはクリスマスプレゼントが自転車だったんだね。
この方の本は検索したけれど、日本ではどうやら発売はないようです。
オーストラリアは ロン・ブルックス氏
オーストラリアのベンくんたちは海辺でキャンプかな。
<ロン・ブルックス氏>
この方のは、このキツネの絵がとても印象的でした。
ぶたばあちゃんもロン・ブルックス氏の絵だったんだと今頃気づきました、^-^;
そして日本は 林 明子氏
日本のアキさんははねつきしてたんだけれど、はねを犬がもっていっちゃった。
<林 明子さんの絵本>
うちのコは、林明子さんの絵本の中では、「こんとあき」が一番好きだったかも。
この絵本も好き。^-^
そしてこの本の文章と無人島の絵を描かれているのは安野光雅氏。
<安野光雅氏の絵本>
うちのコが「こわっ」と言った絵本、笑
私が一番最初に買った安野光雅氏の絵本。
高校生の頃、ソニープラザでこれの絵葉書買ったのが、安野光雅氏を知ったきっかけ。
そして、「まるいちきゅうのまるいいちにち」
この本を読みながら、世界の子どもたちのそれぞれの新年に思いをはせて。
2024年はどうぞ良い年でありますように。