雪の結晶(おまけその2の話に少し追記あり)

先日、スマホでスマートニュースを読んでいたら、巨大な雪の結晶の記事がありました。それで、その写真を撮った人をみたら、ケン・リブレクト氏となっています。

ん?どこかでみた名前だ…と本棚を探したら、「SNOW FLAKE(スノーフレーク)」(山と渓谷社)という本が出てきました。

 

スノーフレーク ケネス・リブレクト/著 パトリシア・ラスムッセン/写真 でがわあずさ/広田敦郎/訳 山と渓谷社 2010

 

ケン・リブレクト氏はカリフォルニア工科大学の物理学教授だそうです。

(道理で本の内容がマニアックだと思った、^-^;)

さて、アマゾンのサイトで検索していたら、別の本を見つけました。

(中味を確認するため、結局、購入したのは丸善だけど、^-^;)

 

雪の結晶 ケン・リブレクト/著 矢野真千子/訳 河出書房新社 2019 新装版

 

本の冒頭に、この本は「スノーウォッチングのガイドになることを願っている」と書かれている通り、先にあげた「スノーフレーク」より、一般向けに書かれていて、親しみやすく図鑑っぽい感じがします。

そして何より字が大きいので、とても読みやすいのです。

(スノーフレークのほうは字が小さく、読みづらいのです。実は文章はほとんど読まずに写真ばかり見ていました。)

そして「雪の結晶」の本のほうは、クローズアップというコラムにトピックを載せていて、ちょこっと時間の合間に読むのにちょうどいい感じです。例の巨大な雪の結晶の話もクローズアップのコラムの中にありました。

 

それにしても、雪の結晶って、どうしてこうも人を惹きつけるのでしょうね。

雪の結晶の写真は見飽きることがありません。

 

Ken Libbrecht博士の雪の結晶の写真満載のサイトがありましたのて、貼り付けておきます。

snowcrystals.com

大きな雪の結晶はA Monster Snow Crystalというページにありました。

雪の結晶ができる様子の動画のページも面白いです。

Snowflake Historyのページでは、下記に記したお二人(ベントレーと中谷宇吉郎)のことにもふれています。

 

(おまけ)

やっぱり雪の結晶といえば、この方々。

「雪の結晶」の本の中にも雪の結晶形の早見表のところで、中谷宇吉郎の話は出てきます。

 

(おまけ その2)

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これは以前「中谷宇吉郎 雪の科学館」に行った時にお土産で買ったものです。

「六華(むつのはな)」

鈴木牧之の「北越雪譜」に描かれた雪の結晶をかたどった落雁です。

鈴木牧之は江戸時代の随筆家だそうです。

調べたら、この雪の絵はもともとは「雪華図説」からの引用だとわかりました。

ja.wikipedia.org江戸時代の日本人にもこうして雪の結晶を観察していた人がいるのですね。

 

(おまけ その3)

雪の季節の絵本たちを集めてみました。

kokagenohondana.hateblo.jp