いぬのにっちゃん あきとふゆ

色鉛筆で描かれた季節の絵本です。

もくじを見ると、

 ゆうぐれ

 おつきみ

 どんぐり

 しゅうかく

 あきのいろ

 たきび

 かれの

 クリスマス

 とうみん

 ゆき

 ふゆのとり

 はるをみつける

とあって、秋から冬、そして早春の風景の中を、いぬのにっちゃんとねずみくんが巡るお話です。

あきのはじまりはモズの声から。

この本を見ていると、散歩中の季節の楽しみを教えてくれる気がします。

私がこの本で「へぇ、そうだったんだ!」と思ったのは、コゲラがマユミの実をついばむシーン。

コゲラっててっきり肉食(虫をたべる)オンリーだと思っていたら、意外に実も食べるのねぇと思ったのでした。

いつか、そんなシーンに出会えたらいいなと思った次第です。^-^

最後に索引があって、絵本に登場する植物と生き物がイラスト付きで解説されていますが、ちょっとした豆知識が書いてあって、索引だけど楽しめます。

裏表紙のほんわかした感じもいいです。

ヒヤシンスとクロッカスを窓辺に置きたくなりました。

 

いぬのにっちゃん あきとふゆ  あきくさあい パイ インターナショナル 2022

 

この本、図書館で借りたけれど、我が家におむかえしようかな?

 

そして、このいぬのにっちゃんにははるとなつバージョンもあります。

そちらもまた春になったら、読まないと。(まだ読んでません、^-^;)