かがくいひろしの世界

「かがくいひろしの世界」は、今、巡回している「日本中の子どもたちを笑顔にした かがくいひろしの世界展」の内容に沿った本です。

かがくいさんは50歳で絵本デビュー、4年間後、膵臓がんでお亡くなりになるまでに16冊の絵本を出されました。

この「かがくいひろしの世界」では、だるまさんシリーズが誕生するまでのエピソード、少年時代のことや特別支援学校でのかがくい先生の軌跡、そして刊行されている絵本の紹介、アイディアノート、そして未完の絵本の紹介がされていました。

だるまさんシリーズ、もっと色々出る予定やったんやなぁ…と、とても残念です。😢

 

私がだるまさんシリーズを知ったのは、2009年、かがくいさんがお亡くなりになる少し前のことです。

当時中学生だったムスメが本屋さんで「おかーさん、この本、可愛くない?」と、にこにこしながら絵本を見せてきました。

中学生をも笑顔にする絵本、すごいなぁとその当時思いました。

そうしたらこの15年でシリーズ累計900万部を超えるベストセラーになったというではありませんか。

今の子たちはきっとだるまさんシリーズで育ってるんでしょうね。

なんだか羨ましい。

私もムスメが赤ちゃんの頃に出会いたかったです。^-^;

 

中学生も笑顔にするファーストブック「だるまさんが」

日曜美術館みたあとに、やっぱり欲しくなって手に入れました。

今のところ、これを読み聞かせする小さな子どもはいませんが、^-^;

 

ムスメは以前NHKの日曜美術館で見た「ぞうきんがけとぞうさんがけ」が気に入っていて、あれが絵本になってほしかったと言ってました。

私は「だるまさんかるた」が欲しかったです。(発売は決まっていたそうです。でも未完で終わってしまいました。)

あと、最後のページの「こっくりこっくりだるまさん」が可愛すぎて、これ絵葉書になっていたらいいのにと思うのですが、果たして世界展にいったら、あったりするのでしょうか?(淡い期待)

 

「かがくいひろしの世界」 ブロンズ新社 2023 

 

こちらは展覧会のHP ↓

kagakuihiroshi.com