「海とそらがであうばしょ」と「わたしのおふねマギーB」

表紙の真ん中にでーんといるシロナガスクジラに金色の羅針盤が重なる印象的な絵に惹かれて手に取りました。

フィンは海のそばでくらしていました。

おじいさんから「ずうっと ずうっと とおくにな、海とそらがであうばしょが あるんだよ」と聞いていました。

フィンはふねにのって旅に出るために、ふねを作りました。

でも、船を作るのは大仕事。

フィンは船の中で、少しだけ昼寝をしました。

そして目を覚ますと…旅ははじまっていたのです!

さあ、フィンと一緒に海とそらが出会う場所までの冒険に出かけましょう♪ ^-^

海の旅って、なんてワクワクするのでしょう。(本の中だけれど、わくわくする。)

幻想的な絵はまるでひとつの映画の中のようでもあります。

久しぶりにファンタジーな絵本の世界に浸りました。

「海とそらがであうばしょ」テリー・ファン&エリック・ファン/作 増子久美/訳 化学同人 2020

OCEAN MEETS SKY  by Terry Fan and Eric Fan   Simon & Schuster Books  2018

 

それにしても、海の冒険にはオオハシ(鳥)がつきものなのでしょうか?

オオハシの絵をみて、なんだかアイリーン・ハースの「わたしのおふねマギーB」を思い出しました。

マギーBの船の旅もわくわくします。(表紙みているだけで、もうね、楽しそうでしょう?!)^-^

「わたしのおふねマギーB」アイリーン・ハース/作 うちだりさこ/訳 福音館書店1976

THE MAGGIE B by Irene Haas 1975 Atheneum Publishers

 

マギーB、嬉しいことに2018年に復刊しているようです。(定期的に?復刊しているようですね。うちにあるのは1997年度版です)