2月は猫の本が読みたくなります。
そんなわけで、長らく本棚に仕舞い込んでいたル・カインの「キャッツ」と「魔術師キャッツ」を棚から取り出してきました。
この2冊はT.S. エリオットが書いた猫の詩にル・カインが絵を描いた絵本です。
そう、この絵本はミュージカルのキャッツと同じでエリオットの詩が原作なんです。
あいにく私はミュージカルを見てないので、さっき映画のほうを観てみました。
(映画はどうも酷評のようですが、^-^;)
この曲は、この詩のこと?と、答え合わせ中。
ちなみに、絵本「キャッツ」に載っている詩は、
・ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命
・ピークとポリクルの大げんか
・ジェリクルの歌
の3つの詩です。
というわけで、今、 BGMは「ジェリクルソング」です。
もう1冊「魔術師キャッツ」のほうは
・大魔術師ミストフェリーズ
・マンゴとランプルの悪ガキコンビ
のふたつの詩です。
このミストフェリーズもマンゴとランプルも(映画に)出てきたので
ああ、なるほど、と思いながら観てました。
ところで、ル・カインの絵はとても細密で、かつユーモラス。
ジェリクル・キャットもミストフェリーズも、
絵を見ているだけで、楽しくなっちゃいます。
キャッツ ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命 T.S.エリオット/文 エロール・ル・カイン/絵 たむらりゅういち/訳 ほるぷ出版 1988
魔術師キャッツ T.S.エリオット/文 エロール・ル・カイン/絵 たむら りゅういち/訳 ほるぷ出版 1991
こちらの「魔術師キャッツ」は、ル・カインの遺作だそうです。
ル・カインは癌で47歳という若さで亡くなりました。ほんとうはもっとたくさん、このエリオットの詩に絵を描きたかったのかもしれませんね。