「ふくろうくん」から「月のふしぎ」

先日、Instagramでフォローしている方が「ふくろうくん」を取り上げていたので、その流れで私も久しぶりに本棚から取り出してみました。

この本が我が家に来た経緯はわすれたのですが、たぶんどこかのブッククラブで来たのだと思います。(←自分で手に取って買った覚えがないのです。ムスメが小学校中学年ぐらいまで、複数のブッククラブに入っていたので、アーノルド・ローベルはその流れで揃ったと思います。←もはや記憶が曖昧、^-^;)

それで、いつのまにか本棚の一角にアーノルド・ローベルのコーナーがあるのですが、残念ながらうちのコはあまり興味を持たなかったみたいで、読んでないようです、^-^;

(小学校の国語の教科書にお話が載っているのですよね、たしか「ふたりはともだち」のなかの「おてがみ」だったような記憶。それで興味もって読んでくれたらという淡い期待はあったはず、^-^;)

 

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「アーノルド・ローベル」コーナー

 

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ふたりはともだち(1972)   ふたりはきょうも(1980)  ふたりはいつも(1977)

おはなしばんざい(1977) ふくろうくん(1976)  どろんここぶた(1971)

「ふたりはともだち」から「ふくろうくん」までは、三木卓/訳 

「どろんここぶた」は岸田玲子/訳

 いずれの本も、アーノルド・ノーベル/作 文化出版局

 

で、すっかり忘れていた「ふくろうくん」ですが、10数年ぶりに読んでみたら、なんとこれがじわじわとくるんです。

それも、声に出して読んでみると、ほんとうに面白くて、ふくろうくんがとっても愛おしくなりました。

ムスメが自分で手に取らないなら、私が読みきかせてあげればよかった…と思って、今更だけど、「ふくろうくん」おもしろいって、ムスメにLINEしておきました、笑。(もちろん、本人はそんな本あったっけ?っていう反応…だよねぇ…^-^;)

 

「ふくろうくん」には短いお話が5つ入っています。

「おきゃくさま」「こんもりおやま」「なみだのおちゃ」「うえとした」そして「おつきさま」です。

最後の「おつきさま」を読んだとき、ムスメが電車に乗っている時に、やっぱりお月様がずっとついてきているって言ってたのを思い出しました。^-^

 

そして今、たまたま図書館から借りてきていた「月のふしぎ」という本を見ていたら、

やっぱり月があとをついてくるように見える話も載っているんです。私的にタイムリーな絵本でした。このお月さまがずっとついてくるっていうのは、子どもが感じる月のふしぎのひとつですよね。

そしてこの本では、満月の日にウミガメの赤ちゃんが生まれることが多いことや、サンゴがいっせいに卵を産む話も出てきます。生き物というのは不思議なもので、ちゃんと月の力(この場合は潮の満ち引き)を知っているんだなぁと思います。

で、(ここからは余談ですが)不思議なことと言えば、ムスメが生まれる時、やっぱり満月だったんですよ。すごく病院が混んでいて、私はすぐに病室に入れなくて、処置室に寝かされてました、^-^;

看護師さんが、満月の時って出産ラッシュなのよねぇとおっしゃっていたことを思い出しました。人もやっぱり満月の引力の力を借りたりするのかしらんねぇ?と思った出来事でした。

ふくろうくんの画像もアマゾンでお借りしようと思ったら、値段設定があまりにもおかしかったので、貼り付けるのやめました。

5,805円って何事?

hontoで確認したら、1,045円でした。

一応、文化出版局のサイトでも確認したら、在庫あり、やっぱり1045円でした。

ふくろうくん(アーノルドローベル 作/三木卓 訳)【文化出版局】

 Amazonさん、おかしくない?