ヨシタケシンスケさんの発想えほんシリーズの5冊目です。
おつかいをたのまれたけど、おかあさんのかいた地図がさっぱりわからないゆうくん。途中で出会ったみーちゃんのママがちずに書き足してくれたので、無事おかいものができた…というエピソードからはじまる今回の絵本。
ちずがあれば、いま 自分がどこにいるかがわかる。ちずはあるとべんりだ。
…そこから、だんだん、話はいろんなちずへと発展していきます。
果たしてそれは地図のいえるのか?と、思わず突っ込みたくなるところもあるけれど、こうして絵にすることでわかることもある。たしかに気持ちのちずなんて、自分の心を可視化してみることができるかもしれない。
ぼくだけのヒミツのばしょのちずとか、したいことやしてほしいことのちずとか、みらいのちずとか…ほんとによくこんなに色々と考えつくなぁと感心してしまいます。
ところで、この背表紙の地図が意味するものは?お母さんの目がまんまるになってるのは、何に?(笑)
ぼくはいったいどこにいるんだ
ヨシタケシンスケ/作 ブロンズ新社 2023
出版社の特設サイトがありましたので、貼り付けておきます。