絵本

わにわにとおおゆき

このところ、必ず福音館書店の月刊誌は、毎月丸善でチェックしています。そして気に入った本があれば購入することにしています。 今回は、懐かしいわにわにが2月号の「こどものとも年少版」になっていたので、「わにわにとおおゆき」を購入しました。 わに…

「ピーターラビットのふるさとをまもりたい」から「ビアトリクス・ポターの日記」へ

最近、ピーターラビット関連のものをたくさん手にとっています、^-^; 図書館から「ピーターラビットのふるさとをまもりたい」という絵本を借りました。 この本はビアトリクス・ポターについて描かれた絵本です。 ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビ…

雪の結晶(おまけその2の話に少し追記あり)

先日、スマホでスマートニュースを読んでいたら、巨大な雪の結晶の記事がありました。それで、その写真を撮った人をみたら、ケン・リブレクト氏となっています。 ん?どこかでみた名前だ…と本棚を探したら、「SNOW FLAKE(スノーフレーク)」(山と渓谷社)…

いぬのにっちゃん あきとふゆ

色鉛筆で描かれた季節の絵本です。 もくじを見ると、 ゆうぐれ おつきみ どんぐり しゅうかく あきのいろ たきび かれの クリスマス とうみん ゆき ふゆのとり はるをみつける とあって、秋から冬、そして早春の風景の中を、いぬのにっちゃんとねずみくんが…

しもばしら

昨日、朝の散歩で霜柱をみつけました。 そこで懐かしいかがくのとも「しもばしら」を取り出して見ています。 霜柱というのは、地面近くの水が冷たい空気に触れて、小さな氷の粒になるところからはじまるそうです。 それが、どんどん地面から上に向かって(氷…

夜と猫(追記2024.3.5)

アメリカの小説家であり詩人であるエリザベス・コーツワースの詩に、藤田嗣治が12枚の猫の絵を描いた本です。 藤田嗣治の猫の絵、ほんと繊細で今にも動きそうです。 そして、深い青のカバーも素敵。 (だけど表紙が繊細すぎて、手に取るのに緊張してしまいま…

はくぶつかんのよる

ひとつ前の記事にあげた「あおのじかん」の作者、イザベル・シムレールの絵本をもう1冊。 今回はまもなく夜が訪れる誰もいなくなった博物館が舞台です。 化石や貝がらのおかれた部屋では何ひとつぴくりとも動きません。 (でもワニや三葉虫の化石はいまにも…

あおのじかん

表紙がとても印象的な絵本です。 あおのじかんにたたずむあおい鷺。 おひさまが しずみ よるが やってくるまでの ひととき あたりは あおい いろにそまる ーそれが あおの じかん そう、あおのじかんとはお日様が沈んで、夜になるまでの あの時間のこと。 最…

雪の季節の絵本たち ー絵本の小径からー

ふと空気の中に、今からやってくるよ・・・という気配がした。 窓のそとを見ると、ちらほらと雪が舞い降りてきた。 窓を開けると、つんとした冷たい空気、そしてほぉ~っと白い息。 部屋の中では、ほんのり甘いココアの匂い。 この記事は昔作った「風のなか…

こよみともだち

年のはじめに読むのにいい絵本です。^-^ こよみの家が12軒、みんな家の戸を閉めて、ひとりぼっちで住んでいました。 としのはじめの1がつさん、正月料理をそろえたけれど、ひとりぼっちじゃつまらない。 そこで、1月さんはともだちを探しに出かけました。…

ぼくはいったいどこにいるんだ

ヨシタケシンスケさんの発想えほんシリーズの5冊目です。 おつかいをたのまれたけど、おかあさんのかいた地図がさっぱりわからないゆうくん。途中で出会ったみーちゃんのママがちずに書き足してくれたので、無事おかいものができた…というエピソードからは…

「和菓子のほん」とお正月の和菓子

お正月にはいつも花びら餅や上生菓子をお抹茶とともにいただきます。 そして必ず思い出すのがこの「和菓子のほん」です。 我が家にあるのは2004年6月号のたくさんのふしぎですが、この本はのちにハードカバーになりました。 和菓子のほん (たくさんのふしぎ…

ビアトリクス・ポター物語

最近、ちょっとビアトリクス・ポター関連のものをよく読んでいます。 先日、丸善の地下2階で化学同人フェアをしていて、その中にこの本があるのを見つけました。 ビアトリクス・ポター物語:ピーターラビットと自然を守った人 作者:キャティ・ウーリー 化学…

おもちのきもち

かがくいひろしさんが50歳で絵本作家としてデビューをした本。 たごさくさんちのおもちつきの様子からこの絵本ははじまります。 「おもちだって、いろいろなやみがあるんです。」って、カバーの見返しにかいてあるとおり、何やら鏡餅にも悩みはあるようで……

まゆとりゅう

ネットが縁で知り合った20年来の絵本友だちが、SNSで福音館書店が「まゆとりゅう」をあげていたよとお知らせくださった。 ああ、そういえば、まゆのおはなしにそんなお話があったなと本棚を探す。 「まゆとりゅう ーやまんばのむすめ まゆのおはなしー」(こ…

まるいちきゅうのまるいいちにち

大晦日になったら毎年この絵本を取り出します。 まるいちきゅうの まるいちにち 童話屋 Amazon まるいちきゅうのまるいいちにち ALL IN A DAY 安野光雅/編 童話屋 1986 この絵本は世界8カ国の絵本作家と安野光雅氏が一緒に作った絵本です。 そして、ある年…

ピアノ

いせひでこさんの新刊です。 いせひでこさんはこれまでもチェロを題材にした絵本を描いておられましたが、ピアノを題材にしたものは、今回がはじめてだそうです。 夏休みのおわりに、のんちゃんはおかあさんとふたりで、となり町からひっこしてきました。す…

あきのおさんぽいいものいくつ?

もうすっかり冬になってしまったけれど、図書館で予約リクエストかけて手元に来たのがつい最近なため、今頃書くことになってしまいました、^-^; この本は月刊「ちいさなかがくのとも」で出ていたものをハードカバーにした絵本です。ちいさなかがくのとも出身…

ウィンストンとクリスマスのおとしもの

図書館から借りた本です。 クリスマスまで1日1章ずつ、24日と1/2日楽しめる、アドベントカレンダー風の物語になっています。 ほんとは12月1日から楽しめればよかったのですが、なんせ図書館にリクエストをかけて、私の手元にきたのが昨日(22日)なので、1日…

氷の海とアザラシのランプ カールーク号北極探検記(追記あり)

先日図書館から借りた絵本「よるのいえ」(岩波書店)で絵を担当している「ベス・クロムス」の本つながりで「氷の海とアザラシのランプ」を借りました。 この絵本は1913年、カナダの北極探検隊をのせた捕鯨船カールーク号が北極海の海に閉じ込められた乗組員…

かがくいひろしの世界

「かがくいひろしの世界」は、今、巡回している「日本中の子どもたちを笑顔にした かがくいひろしの世界展」の内容に沿った本です。 かがくいさんは50歳で絵本デビュー、4年間後、膵臓がんでお亡くなりになるまでに16冊の絵本を出されました。 この「か…

トムテ

リンドグレーンやベスコフなど、スウェーデンのクリスマスの絵本を読んでいると、時々「トムテ」が登場します。 トムテって赤い帽子をかぶった小人さんなんですけれど、では、どんな存在なんだろう?と思ってググってみました。 ja.wikipedia.org Wikipedia…

「絵本の小径」クリスマスの絵本 index

「絵本の小径」クリスマスの絵本の記事の一覧です。 テーマ別にまとめてあります。 あなたのお気に入りの1冊が見つかりますように。 kokagenohondana.hateblo.jp 「クリスマスソングブック」と「クリスマスの12にち」の絵本についてご紹介しています。 ko…

Merry Christmas ♪ークリスマスの絵本ー 絵本の小径から

クリスマスの絵本は 子どもたちにはもちろん、大人の私たちにも 素敵な「贈り物」を心に届けてくれます。 ここにある大切な絵本達は、今はまだ私の絵本・・・ こどもがもう少し大きくなったら 一緒に味わったり、楽しめたらいいなぁ・・・と思っています。 …

「しも」(ちいさなかがくのとも2024年1月号)と霜の写真(2024.1.24追記)

今日、丸善に行ったらちいさなかがくのともの1月号が出ていて、 表紙の絵に惹かれて手に取りました。 1月号のテーマは「しも」、つまり「霜」です。 しも (ちいさなかがくのとも2024年1月号) 作者:澤口 たまみ 福音館書店 Amazon 付録についている小冊子によ…

グロースターの仕たて屋 The TAILOR of GLOUCESTER by BEATRIX POTTER(2023.12.16追記)

ビアトリクス・ポターの「ピーターラビットの絵本」シリーズの1冊です。 表紙カバーのそでに、このお話はポターが一番気に入っていたお話で、 実話に基づいて書かれたものだという説明があります。 そこで思い出したのが、 娘が高校生の時にイギリス研修で…

やかまし村のクリスマス

リンドグレーンのやかまし村シリーズの絵本です。 そのうち買おうと思っていたのに、気がついたら絶版になっていました。 ちゃんと出た時に買っておかないと、たまにこんなふうに後悔します。 そのうち古本屋さんで巡り合うか、復刊されることを祈ります。 …

「よるのいえ」から「これは王国のかぎ」へ(2023.12.9追記)

先日、ある絵本(「よるのいえ」という絵本です)を手に取った時に、その絵本の作者は「オクスフォード版わらべうたの本」のなかの「これはおうこくのかぎ」が大好きで、この絵本の形を思いついたとあとがきに書かれていました。 よるのいえ (大型絵本) 作者…

クリスマスのちいさなおくりもの

先日、福音館書店のサイトでクリスマスの本の検索をかけていたら、 この「クリスマスのちいさなおくりもの」というアトリーの本が出てきました。 あれ?この本まだ読んだことないなぁと思って、図書館で借りてきました。 奥付けを見ると、2006年に「こどもの…

この本読んで! 2023年冬号

今日、はじめて高島屋にあたらしく入った蔦屋書店に行きました。 5階はアートや写真など芸術系に特化した売り場になっていました。 で、アートのコーナーには絵本コーナーがあって、そこに懐かしい雑誌が。 読み聞かせボランティアをしていた頃、 JPICの読…