NHKの「光る君へ」の第4回で「五節の舞」を見ていたら、さいとうちほさんの「とりかえ・ばや」を久しぶりに読みたくなりました。 たしか「五節の舞」の話があったはず…と、調べてみれば、それは8巻にありました。 (こんなとき電子書籍だとパラパラとめく…
まるでくらげのような氷の表紙に惹かれて手に取りました。 このくらげのような氷の正体は、中を見ていくとわかるのですが、 とりあえず、自然が作る氷の造形はおどろくものばかりです。 ふゆとみずのまほう こおり (ふしぎいっぱい写真絵本) ポプラ社 Amazon…
やさしい顔つきのキツネの絵に惹かれて、図書館で借りました。 まだ若いキツネのお話です。 ひとひらの雪がふってきて、キツネは冬が来ることを知ります。 そして「ぼくは、なにかしなくていいのかな?」と考えます。 それに対して、いろんな生き物がキツネ…
レイチェル・カーソンの伝記絵本が出ているのに気がついたので、図書館から借りてきました。 私にとってレイチェル・カーソンは「センス・オブ・ワンダー」な人というイメージです。 子どもを育てていた時、ふとした時に季節を感じたり、不思議を感じたり、…
この間、ピーターラビットシリーズのりすのナトキンのおはなしを新旧読み比べ(福音館書店版と早川書房版)をしていたら、歌のところの訳の印象がずいぶんと違うので、どうしても原書を読みたくなってしまいました。 そこで某ネットの本屋さんで英語版を探し…
表紙の真ん中にでーんといるシロナガスクジラに金色の羅針盤が重なる印象的な絵に惹かれて手に取りました。 フィンは海のそばでくらしていました。 おじいさんから「ずうっと ずうっと とおくにな、海とそらがであうばしょが あるんだよ」と聞いていました。…
このところ、必ず福音館書店の月刊誌は、毎月丸善でチェックしています。そして気に入った本があれば購入することにしています。 今回は、懐かしいわにわにが2月号の「こどものとも年少版」になっていたので、「わにわにとおおゆき」を購入しました。 わに…
最近、ピーターラビット関連のものをたくさん手にとっています、^-^; 図書館から「ピーターラビットのふるさとをまもりたい」という絵本を借りました。 この本はビアトリクス・ポターについて描かれた絵本です。 ピーターラビットのふるさとをまもりたい ビ…
先日、スマホでスマートニュースを読んでいたら、巨大な雪の結晶の記事がありました。それで、その写真を撮った人をみたら、ケン・リブレクト氏となっています。 ん?どこかでみた名前だ…と本棚を探したら、「SNOW FLAKE(スノーフレーク)」(山と渓谷社)…
色鉛筆で描かれた季節の絵本です。 もくじを見ると、 ゆうぐれ おつきみ どんぐり しゅうかく あきのいろ たきび かれの クリスマス とうみん ゆき ふゆのとり はるをみつける とあって、秋から冬、そして早春の風景の中を、いぬのにっちゃんとねずみくんが…
昨日、朝の散歩で霜柱をみつけました。 そこで懐かしいかがくのとも「しもばしら」を取り出して見ています。 霜柱というのは、地面近くの水が冷たい空気に触れて、小さな氷の粒になるところからはじまるそうです。 それが、どんどん地面から上に向かって(氷…
アメリカの小説家であり詩人であるエリザベス・コーツワースの詩に、藤田嗣治が12枚の猫の絵を描いた本です。 藤田嗣治の猫の絵、ほんと繊細で今にも動きそうです。 そして、深い青のカバーも素敵。 (だけど表紙が繊細すぎて、手に取るのに緊張してしまいま…
ひとつ前の記事にあげた「あおのじかん」の作者、イザベル・シムレールの絵本をもう1冊。 今回はまもなく夜が訪れる誰もいなくなった博物館が舞台です。 化石や貝がらのおかれた部屋では何ひとつぴくりとも動きません。 (でもワニや三葉虫の化石はいまにも…
表紙がとても印象的な絵本です。 あおのじかんにたたずむあおい鷺。 おひさまが しずみ よるが やってくるまでの ひととき あたりは あおい いろにそまる ーそれが あおの じかん そう、あおのじかんとはお日様が沈んで、夜になるまでの あの時間のこと。 最…
ふと空気の中に、今からやってくるよ・・・という気配がした。 窓のそとを見ると、ちらほらと雪が舞い降りてきた。 窓を開けると、つんとした冷たい空気、そしてほぉ~っと白い息。 部屋の中では、ほんのり甘いココアの匂い。 この記事は昔作った「風のなか…
年のはじめに読むのにいい絵本です。^-^ こよみの家が12軒、みんな家の戸を閉めて、ひとりぼっちで住んでいました。 としのはじめの1がつさん、正月料理をそろえたけれど、ひとりぼっちじゃつまらない。 そこで、1月さんはともだちを探しに出かけました。…
ヨシタケシンスケさんの発想えほんシリーズの5冊目です。 おつかいをたのまれたけど、おかあさんのかいた地図がさっぱりわからないゆうくん。途中で出会ったみーちゃんのママがちずに書き足してくれたので、無事おかいものができた…というエピソードからは…
お正月にはいつも花びら餅や上生菓子をお抹茶とともにいただきます。 そして必ず思い出すのがこの「和菓子のほん」です。 我が家にあるのは2004年6月号のたくさんのふしぎですが、この本はのちにハードカバーになりました。 和菓子のほん (たくさんのふしぎ…
スマートニュースだったと思うのだけれど、たしかレタスクラブの記事で、「La maquilleuse ラ・マキユーズ 〜ヴェルサイユの化粧師〜」が紹介されていました。 ちらっと読んで面白そうだったので、電子書籍で購入。 お正月休みに一気読みしました。 うん、面…
最近、ちょっとビアトリクス・ポター関連のものをよく読んでいます。 先日、丸善の地下2階で化学同人フェアをしていて、その中にこの本があるのを見つけました。 ビアトリクス・ポター物語:ピーターラビットと自然を守った人 作者:キャティ・ウーリー 化学…
かがくいひろしさんが50歳で絵本作家としてデビューをした本。 たごさくさんちのおもちつきの様子からこの絵本ははじまります。 「おもちだって、いろいろなやみがあるんです。」って、カバーの見返しにかいてあるとおり、何やら鏡餅にも悩みはあるようで……
ネットが縁で知り合った20年来の絵本友だちが、SNSで福音館書店が「まゆとりゅう」をあげていたよとお知らせくださった。 ああ、そういえば、まゆのおはなしにそんなお話があったなと本棚を探す。 「まゆとりゅう ーやまんばのむすめ まゆのおはなしー」(こ…
大晦日になったら毎年この絵本を取り出します。 まるいちきゅうの まるいちにち 童話屋 Amazon まるいちきゅうのまるいいちにち ALL IN A DAY 安野光雅/編 童話屋 1986 この絵本は世界8カ国の絵本作家と安野光雅氏が一緒に作った絵本です。 そして、ある年…
いせひでこさんの新刊です。 いせひでこさんはこれまでもチェロを題材にした絵本を描いておられましたが、ピアノを題材にしたものは、今回がはじめてだそうです。 夏休みのおわりに、のんちゃんはおかあさんとふたりで、となり町からひっこしてきました。す…
もうすっかり冬になってしまったけれど、図書館で予約リクエストかけて手元に来たのがつい最近なため、今頃書くことになってしまいました、^-^; この本は月刊「ちいさなかがくのとも」で出ていたものをハードカバーにした絵本です。ちいさなかがくのとも出身…
図書館から借りた本です。 クリスマスまで1日1章ずつ、24日と1/2日楽しめる、アドベントカレンダー風の物語になっています。 ほんとは12月1日から楽しめればよかったのですが、なんせ図書館にリクエストをかけて、私の手元にきたのが昨日(22日)なので、1日…
先日図書館から借りた絵本「よるのいえ」(岩波書店)で絵を担当している「ベス・クロムス」の本つながりで「氷の海とアザラシのランプ」を借りました。 この絵本は1913年、カナダの北極探検隊をのせた捕鯨船カールーク号が北極海の海に閉じ込められた乗組員…
「かがくいひろしの世界」は、今、巡回している「日本中の子どもたちを笑顔にした かがくいひろしの世界展」の内容に沿った本です。 かがくいさんは50歳で絵本デビュー、4年間後、膵臓がんでお亡くなりになるまでに16冊の絵本を出されました。 この「か…
リンドグレーンやベスコフなど、スウェーデンのクリスマスの絵本を読んでいると、時々「トムテ」が登場します。 トムテって赤い帽子をかぶった小人さんなんですけれど、では、どんな存在なんだろう?と思ってググってみました。 ja.wikipedia.org Wikipedia…
「絵本の小径」クリスマスの絵本の記事の一覧です。 テーマ別にまとめてあります。 あなたのお気に入りの1冊が見つかりますように。 kokagenohondana.hateblo.jp 「クリスマスソングブック」と「クリスマスの12にち」の絵本についてご紹介しています。 ko…